Allston | Brighton

オールストンは、ボストン・ダウンタウンの西に位置し、名だたる有名大学、教育機関に囲まれた地区。ボストン大学、ボストン・カレッジに便利な B ライン沿いで学生が多くすむ地区。学生街として知られているが近年移民や若いプロフェッショナルも移り住みボストンの中でももっとも様々な人種が集まる活気のあるエリアである。 ブライトンは、ハーバードアベニューやコモンウェルスアベニューあたりは多くのバーやレストランが点在している。St. Elizabeth HospitalやFranciscan Children Hospitalなどもこの地域にあり病院関係者も多く住む。 物件タイプは、スタジオ～2ベッドルームのアパートが一般的。家賃相場はよりダウンタウンに近いバックベイと同等かやや下回る。 日系企業が点在するケンブリッジ・ケンダル駅までは、地下鉄で約20分。オールストン・ダウンタウンからクーリッジコーナーにある日本食スーパーまでは徒歩約20分。メドフォードの日本語補習校までは車で約25分。

Downtown | Back Bay

ダウンタウンはボストン・コモン パブリックガーデンからウォーターフロントへと広がる。広い教会を中心に入り組んだ路地が続き、古いヨーロッパの町を思わせる。近代的なビルと、古いレンガの建物が入り交じり、アメリカの古都といった雰囲気が漂う。 バックベイは19世紀、ビーコンヒルの丘を削った土砂でチャールズ川の一部を埋め立て、30年の歳月をかけて作られたエリア。そのため、ダウンタウンとは対照的に計画的に作られた街並みが続く。

Beacon Hill | West End

ビーコンヒルは19世紀三角貿易で栄えたボストンのお金持ちの住宅街。当時のガス灯が残され、レンガの美しい街並みがそのまま残されているのが特徴。チャールズ通りにはおしゃれな店が並び、ビーコンヒルに隣接するウエストエンドには、近代的なアパートが並ぶ。 物件タイプは、スタジオ～2ベッドルームのアパートが一般的。家賃相場は、非常に高い。駐車場代は別途かかる。クーリッジコーナーにある日本食スーパー、またはケンブリッジにある韓国スーパーまでは地下鉄で約20分、メドフォードにある日本語補習校までは車で約20分。

Fenway｜Kenmore

フェンウェイ、ケンモアは、バックベイの西隣に隣接するボストン市内の街。メジャーリーグのレッドソックス本拠地であるフェンウェイパークがある場所として有名。ボストン美術館やシンフォニーホールもこの地域にある。この地域には、ボストン大学、エマニュエル大学、シモンズ大学等、教育機関が数多く存在し学生が多い。ロングウッドのメディカルエリアも近く、研究員の方も多くすむ。 物件タイプは、スタジオ～2ベッドルームのアパートが一般的。家賃相場は非常に高く、バックベイと同等。車を持つ場合、駐車場がないことが多く、ある場合も駐車場代は別途かかる。クーリッジコーナーにある日本スーパーまでは地下鉄で約20分。

Arlington

アーリントンは、ケンブリッジの北西部に隣接し、周りをサマービル、メドフォード、レキシントン、ベルモントに囲まれた郊外の街。 日本人が利用する補習校や日本食スーパーへのアクセスも良い。バスの便が非常に良いためケンブリッジやボストンへのアクセスが容易である。近くを主要幹線道路が走っているので、車での移動も便利。公立小学校のレベルが高くESLもしっかりしているため、学齢期のお子様がいらっしゃる日本人家族に人気のエリア。ボストン日本人会のオフィスもこの街にある。 物件タイプは、築年数を経た2～3ベッドルームの一戸建てやディプレックス、タウンハウスが一般的。高層アパートはほとんど見当たらない。家賃相場は、隣接するメドフォードと同等。日本食が手に入るケンブリッジの韓国スーパーまで車で約20分。メドフォードの日本語補習校までは車で約10分。

Belmont

ベルモントは、ケンブリッジの北西に隣接する町。1900年代初頭までは農業が盛んな小さな町であったが多くの芸術家、作家、教育者、医師等が移り住むにつれ農業コミュニティーはなくなり今日のベルモントに至っている。 人口約2万五千人のこの町には大きな建物がほとんどなく、アパートメントのような集合住宅も3階以上のものはなく、一戸建てや2ファミリーハウスがほとんどである。雅子様が学生時代を過ごされていたことや学力が高いことでも有名で、長期滞在の日本人家族にも人気のエリアである。 物件タイプは、築年数を経た2～3ベッドルームの一戸建て、同じく2～3ベッドルームの2ファミリー、3ファミリーハウスが一般的。家賃相場は、ケンブリッジを下回る。メドフォードにある日本食スーパーまでは車で約20分、同じくメドフォードにある日本語補習校までは車で約15分。

Brookline

ブルックラインは、ジョンFケネディーが生まれ育った街として知られる。ダウンタウンの西に位置し、伝統と歴史を感じる閑静な住宅街。教育先進州と言われるマサチューセッツ州の中でも優れた公立学校のシステムで知られている。市内、一部の公立小中学校には、日本人ESLの先生がいて、日本語でのサポートをしてくれる。。 ハーバード大学医学部や世界屈指の病院が集まるロングウッドに近いため、各国の医療関係者が多く、国際色豊かであることも大きな特徴。勉学のみならず、色々な人種、文化、習慣を受け入れ、理解し、尊重するという姿勢がある。公園やコミュニティーでの行事も多く、子育てをしやすい環境。電車やバスが充実し、治安も良いため、家族連れをはじめ、日本人に大変人気な街。 物件タイプは、アパート、タウンハウス、一戸建てなど様々。家賃相場は、隣接するニュートンと同等かやや上回る。人気エリアのため、常に空き物件が少ない。車を持つ場合は、物件タイプによって別途駐車場がかかるので、確認しておくと良い。ボストン市内まで地下鉄で約30分、日本語補習校までは車で約30分、日本食スーパーは市内にある。

Cambridge

ケンブリッジ は、チャールズ川を隔ててボストンの対岸に位置する、全米を代表する大学都市。 ハーバード大学、MITといった超有名大学から語学学校など様々な学校が集中する。ハーバード大学のあるハーバードスクエアーは書店やカフェ、レストランやバーなども多く、まさに人種のるつぼ。マサチューセッツ工科大学は、チャールズ川沿いにマサチューセッツ通りから、ケンドールスクエアーに広がり、近年多くのオフィス、アパートビルが建てられた。ケンブリッジにオフィスを構える日系企業も多い。 ハーバードスクエアーの北、ポーターエクスチェンジには日本食レストランやラーメン屋が集まり、ボストン近郊に住む日本人にはとても便利で欠かせない場所。電車やバスなどの公共交通機関が充実していて利便性も良いため非常に生活しやすい場所である。 物件タイプは、築浅のスタジオ～2ベッドルームのアパートが主流。家賃相場は、ボストン市内に比較すると割安となり、隣接するベルモントを上回る。日本食が手に入る韓国系大型スーパーが市内にある他、駅近の物件を選べば生活必需品は徒歩でも調達可能。メドフォードの日本語補習校までは車で約25分。

Lexington

レキシントン は、アーリントン、ベルモントの北西に位置する。歴史を感じさせる美しい町並み、優れた公立学校、治安のよさなどを求める長期滞在の日本人駐在員に人気のエリア。アジア人住人が割合的に多い。 アメリカ生誕の歴史上重要な場所でもあるLexington Battle Green、Minute Man National Historical Park等史跡も多数存在する。公立図書館も新しくなり外観だけでなくサービスも充実しており住人の憩いの場となっている。他の郊外の町に比べると家賃は多少高め。生活するにおいて車での移動は必須。主要高速道路が市内を走っているため、移動は便利。 物件タイプは、2～3ベッドルームの一戸建てが一般的だが、築浅の高級アパートも存在する。家賃相場は、周辺地域より高く、ケンブリッジと同等。 メドフォードにある日本食スーパー、日本語補習校までは車で約20分。

Newton

ニュートンはブルックラインの西に位置し、ボストン市内からは約25分、治安の良さで特に有名な街。全米の最も安全な都市として、毎年上位に位置される裕福な住宅街。 MBTAグリーライン（Ｄ）が通っており、利便性も高いためダウンタウンへの通勤者も多く居住している。30分程でボストン中心部に行ける一方、近郊にある農場などで自然も堪能することもできる。 13の「ビレッジ」(Village)と呼ばれる区域に分かれており、公立学校のレベルも高く、家族世帯に人気の街。場所により、地下鉄が通っているため、駅から徒歩圏内に住めば車がなくても生活できる。 物件タイプはスタジオ～3ベッドルームのアパートが一般的。アパートで車を持つ場合、駐車場代が別途かかる場合があるため、確認しておくと良い。家賃相場は、ブルックラインと同等だが、MBTAグリーンライン（D）沿線のchestnut Hill からWaban にかけては比較的住宅費が高めとなる。 クーリッジコーナーの日本食スーパーへは車で約20分、メドフォードの日本語補習校までは車で約30分。