運転免許証の取得方法
必要書類・手続き
日本から転居の場合
筆記試験及び実技試験に合格する必要があります。
必要書類
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日本の運転免許証(お持ちの場合)
有効なビザのあるパスポート及び入局許可証(I-94)
筆記試験受験料(現金のみ)
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DMV(陸運局)にて必要な手続き
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申込書記入(DL44)
指紋押捺
視力検査
顔写真撮影
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他州から転居の場合
筆記試験のみ(実技試験は免除されます)
必要書類
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他州で発行された運転免許証
有効なビザのあるパスポート及び入局許可証(I-94)
筆記試験受験料(現金のみ)
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DMV(陸運局)にて必要な手続き
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申込書記入(DL44)
指紋押捺
視力検査
顔写真撮影
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DMV(陸運局)での運転免許申請
今や成人一人一台以上の車があると言われるカリフォルニア州において、車の運転免許取得は、生活にまず欠かせない第一歩といえます。
第一に、赴任者ご自身は、ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)が発行されるステイタスなのでDMVとしては、SSNの発行が先という判断をします。よって、SSNの申請期間は、DMVに行くことができません。
また、アメリカで生活をする人に対してアメリカ入国後10日以内までしか国際免許証が有効ではないという前提があります。但し実際には、レンタカーも借りれますし、いざ国際免許証をポリスの呼び止めに対し提示してもお咎めとなることはないようです。
各都市に点在する形で、DMVが設けられており、日本から来る赴任者の方は、まずパスポート、ビザ、日本での運転免許証および申請費用を持ってDMV窓口へ行き手続きをする事になります。
トーランス・DMVでの手続き
ここでは、トーランスのDMVを紹介しておきます。
住所は1785 W 220th Street Torrance CAでWestern Blvdと220th Stの交差点を西側へ1ブロックのところにあり、常に人がごった返している雰囲気です。
まずは、車でいっぱいの敷地内に何とか駐車場を見つけて駐車するか、敷地の外に車を停めて、館内へと入ります。すると、まずは正面にInformationというカウンターがありますので、その列に並び、自分が運転免許をとりに来たことを告げ、必要な申請用紙とハンドブックをもらい、記入しながら自分の番号が呼ばれるまで限られた椅子に座るか、あたりをうろうろしながら待つことになります。
事前に電話で予約を受け付けておりますが、混んでいる時期だと3から4週間後しか予約できずあまり意味がありません。ただし予約をしていくとInformationで並ぶこともなくいきなり1番の窓口に行けばよいので、気が短い人にはお勧めです。
朝は早く8時くらいから開始しているので、朝一の時間帯が狙い目です。意外と空いてました。月曜日は混みやすいので避けたほうが良いかもしれません。
トーランスのDMVは印象は悪くありませんが、とにかくDMVは混雑もさることながら対応の悪さに不快感を感じずにはいられませんので、気持ちに余裕を持って望んでください。
必要書類を渡し、申請料金をクレジットカード以外の方法で支払い、難なく申請を済ませ、常に事務員の後ろに貼られている大きな紙に書いてあるアルファベットを読むと言う簡単な視力検査を経て、筆記試験へと進みます。これは日本語でも受けられる比較的簡単な問題ですが、カリフォルニアの道路に慣れていない人は、きちんと勉強してから受けないと2度手間になることもあります。合格は36問中31点以上。基本的には10分もあれば終わるくらいの問題量ですが、英語での試験を無理やり日本語に変換しているので日本語の記述があいまいで、非常に難しく感じられるかもしれません。日本語電話帳やテレフォンガイドの中にある問題文や、事前にDMVから発行されるハンドブックには目を通すのがベストです。
なんとその場で不合格でも3回目までは追加料金なしで連続して受けられますが、だんだんプレッシャーがかかってくるのと、問題文も毎回変わるので、油断しないことをお勧めいたします。
筆記試験に合格すると、路上試験の予約をすることになりますが、学生の休み期間などは混雑が予想されます。実技に自信のある方は、いきなり本番でも大丈夫でしょう。日本の免許しか持っていない方は、カリフォルニア州免許保持者の同乗による練習が必要ですし、アメリカの交通ルールについて、不安なこともあると思いますので、一度自動車学校でアドバイスを受けるのが無難かもしれません。